小さなお子さんがよく罹る病気やケガについて紹介しています。  
             
   
   
             
  以前、手足口病は発熱や手足の発疹、口内炎が消失する時を目安に出席を停止していました。
ところがこの病気でのウイルス排泄は症状が終息してからも1ヶ月から2ヶ月にわたって続くことが分かり、厳密に出席停止基準を運用すると最大2ヶ月も出席できないことになります。
そこで、次のように変更されました。
「不顕性感染(症状の出ない感染)も多く、ウイルスが咽頭(のど)から1~2週間、便から3~5週間排泄されることから手足口病の発疹が出ている子供でも、他の子供への感染の可能性だけを理由に登校(園)を停止する積極的な意味は無い」
 
  (日本小児感染症学会運営委員会:日児誌97:1875,1993)  
  まるでどこかの政府答弁みたいな見解で、「あとはよろしく」みたいなものですが、この見解を基に当園では出席停止基準を次のように運用しています。  
 
1. 発熱している園児は出席停止
  手足口病でなくとも熱があれば休まなければなりません。
2. 食事が十分取れなければ出席停止
  口内炎を痛がる子供は水を飲むのも嫌がるようになるので、食事がある程度普通に食べられるようなるまではお休み。(脱水症状に注意)
3. 手足の発疹が異常に多いとき、園児は出席停止
かなり強い感染力を持っていますし、まれに、合併症を起こし重症化するケース(髄膜炎や脳炎)もありますので、できるだけお休みしていただくことをお願いします。
 
  参考:出席停止基準の2のただし書き
「治癒するまで。ただし、学校医その他の医師において適当と認められる予防処置をした時、または病状により伝染のおそれが無いと認めたときは可。」
 
  手足口病の症状
手足口病とは夏風邪の一種で、手のひらや足の裏、お尻、ひざの裏、の中に水を持ったブツブツができる病気です。水を持ったブツブツは、ほとんど破れることはありませんが、痛みを感じる事があるようです。特に口の中のブツブツは、頬の内側、舌、歯ぐきや唇にもできます。破れると痛く、食べ物や飲み物がしみます。破れたブツブツは、2~3日で治りはじめ、一週間でよくなります。
ブツブツのほかに、時に下痢や嘔吐などの症状がでることもあります。熱が、38℃位出ることもあります。水ぼうそうや水いぼの区別が難しいですが、ブツブツが髪の毛の中にあれば水ぼうそう、2~3日して変化がない場合は水いぼの可能性があります。
子どもに多い病気ですが、大人もかかる病気です。症状が出たら1度、医師の診察を受けましょう。
  原因と予防法
 感染経路
咳やくしゃみ、うんち(便)から染ります。3~6日の潜伏期間の後、発症します。
 原 因
原因ウィルスは数種類あり、各ウィルスに1度かかっても免疫はつかず、何度もかかります。年に2~3回もかかることがあります。その中のエンテロウィルス71型が3~4年に1回ずつ流行しており、脳炎・髄膜炎をおこし、死亡例もあります。
 予防法
うがい、手洗いを心がけましょう。さらに免疫力を下げないように生活リズムを崩さないようにしましょう。
  ホームケア
 食 事
口の中のブツブツが破れると痛くしみます。熱いもの、塩味や酸味の強いもの、かたい物は控えましょう。飲み物や食べ物がとりにくいので、プリンやゼリー、寒天などを試してみてください。本人が痛がったり、嫌がったりしなければ何でもいいですよ。
 お風呂
風邪と同じで熱がなく元気ならば、おふろはOKです。 (湯船に浸かっても構いません。)
 外 出
ごく軽い場合は感染していても外出はできますが、2~3日は無理をせず、症状の変化がないかをよくみましょう。判断しにくいときは医師に目安を確認しましょう。
  こんなときは医師の診察を受けましょう
 至急:髄膜炎・脳炎などの合併症の疑いのある時
・突然の高熱とともに嘔吐し、不機嫌で首筋が硬くなり、足を曲げると痛がり、光をまぶしがるなどの症状(髄膜刺激症状)。
・元気がない、食欲がない時、急に39~40℃の熱がでる、不機嫌が続く、頭痛、吐き気、顔色が急に青ざめる。
 早めに:脱水症の症状がある時
・おしっこの回数が1~2回/日、いつもと比べ、毎回色が濃い
 口の中のブツブツが破れると、飲み物や食べ物がとれず、脱水を起こしやすくなります。翌日まで待たず、点滴などの処置を病院で受けましょう。
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