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小さなお子さんがよく罹る病気やケガについて紹介しています。 |
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子どもが風邪をひいたと思っていたら、「夜中に急に痛いと泣き出す」「黄色い鼻水が出ていつまでも止まらない」そんなときには、急性中耳炎になっているのかも。 |
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| 風邪をひいている子どもが、突然耳が痛いと言ったり、耳だれが出て気づくことが多いようです。 |
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・耳を強く痛がり、症状がひどくなると耳だれが出てきます。 |
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・熱がでます。（出ない場合もあるようです。） |
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・耳が聞こえにくくなります。 |
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| 言葉では訴えられないため、このような症状のときは中耳炎の可能性も。 |
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・耳だれが出る。 |
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・強く泣いたり、機嫌が悪い。 |
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・しきりに耳に手をやる。 |
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・激しく夜泣きをする。 |
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・風邪の熱がなかなか下がらない。 |
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| 急性中耳炎は風邪の時になることが多い、鼓膜奥の中耳でおこる炎症 |
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| 鼻の奥と耳の奥はつながっており、その部分を耳管といいます。風邪をひいて、くしゃみをしたり、鼻水をすすることより、鼻やのどの炎症が耳管を通って鼓膜の奥中耳に入って、急激な炎症を引き起こします。炎症で鼓膜が真っ赤にはれ、うみがたまります。うみが耳の中から鼓膜を押すため、痛くなります。さらにうみが溜まると、その圧力で鼓膜が破れて耳だれが出てきます。耳に水が入ったから中耳炎になったわけではありません。（鼓膜に穴が空いていない場合） |
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| 子どもは中耳炎になりやすい |
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| 子どもは大人に比べると、鼻と耳をつなぐ耳管が水平で、短くて太いのです。そのため、鼻やのどの細菌が中耳に入りやすく、中耳炎になりやすいのです。成長するに従い少なくなっていきます。 |
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| 鼓膜のはれが軽い場合 |
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| 抗生物質の薬で治します。痛みがひどい時には、痛み止めが処方されることがあります。 |
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| ひどく化膿した場合 |
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| 鼓膜を切って膿を出します。切った鼓膜は自然にふさがります。切開してうみを出すとすぐに熱が下がり、痛みもなくなります。何回切開を繰り返しても鼓膜の穴は、２～３日で元に戻るそうです。安心してください。鼓膜の切開後、抗生物質を飲むことと、耳にさす点耳を行い、１週間くらいで治ります。 |
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| 鼻の処置 |
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| 鼻水が出ていると なかなか治らないので、鼻も同時に治療します。 |
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| 完全に治るまで、治療を続ける |
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| 治療の途中で痛みがなくなったからといって、中耳炎が治ったわけではありません。まだ細菌が残っているので、抗生物質などの薬は、指示通り飲みつづけましょう。 |
| 中耳炎はくり返し再発しやすく、完治しないと難聴や滲出性中耳炎になることがあります。中耳炎の治療は時間がかかりますが、完全に治しましょう。 |
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| 急性中耳炎の症状があるとき、その他に、黄色い鼻水がいつまでも止まらない。 |
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| このような症状がある時には、耳鼻科の先生に見てもらいましょう。たまっていた膿が鼓膜を破り耳だれが出てくると、痛みが無くなります。しかし治ったわけでは無いので、必ず耳鼻科を受診してください。 |
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| タオルをぬらして耳のまわりにまき、冷やします。 |
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| 消炎鎮痛剤を飲ませると一時的に痛みは止まります。 |
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小児科でもらう解熱剤の多くには鎮痛作用があります。（飲むときには、薬が古くないか、弱いアセトアミノフェンの解熱剤かを確認してくださいね。インフルエンザが流行る時期には、特に注意してください。） |
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| 通院中は耳鼻科の先生に相談してください。一般的に鼓膜に穴があいていなければプールや風呂も良いようです。切開中は、お風呂では耳にお湯がはいらないようにしましょう。 |
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風邪をひかない。ひいたら早く治しましょう。 |
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鼻をすすらず、鼻をかもう。鼻をすすったり、強く鼻をかむと、鼻の細菌が耳に送られやすくなります。鼻をかむ時は、片方ずつ静かにかみましょう。 |
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特に過去に中耳炎になったことがある子ども、アレルギー性鼻炎がある子どもは中耳炎になりやすいので注意しましょう。 |
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